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沿革

京都大学脳神経内科は1979年に日本で最初の神経内科学の臨床講座として開設され、1980年に亀山正邦先生が初代教授として着任されました。開設当初の病床数は20床足らずでしたが、当時我が国において高齢化社会の到来とともに問題となる、脳血管障害・認知症・パーキンソン病などの脳神経疾患に対応した神経学の臨床・教育・研究が開始されました。開設直後から、多くの若い医師・研究者から支持され、入局者も増え、大いに発展しました。

1988年に第二代 木村淳教授が着任されましたが、米国の系統的な神経筋電気診断学が本格導入されることにより、臨床神経生理学を中心に世界的な研究が進み、病床数は30床に増え、国際交流が深まりました。さらに、1990年に関連講座として脳病態生理学(現 脳機能総合研究センター)が開設され、ヒトを対象とした臨床システム脳科学の先駆的な研究拠点として多くの若手研究者が集いました。

1999年には第三代 柴﨑浩教授が着任され、病歴聴取・神経診察によるベッドサイドでの徹底した臨床教育とカンファレンスの充実が図られました。研究面においても、臨床神経生理学・分子生物学・分子病理学など多方面の研究が充実しました。

2005年に第四代 髙橋良輔教授が着任されましたが、創立以来の教室のモットーである「治る脳神経内科」のもと、臨床・教育・研究を三位一体に推進し、脳神経内科疾患全般、そして各専門分野の専門的診療が展開され、大学病院としてあらゆる脳神経疾患の患者さんのニーズに応える体制が構築されました。研究面では、分子生物学・分子遺伝学・分子病理学・神経免疫学の基礎研究から、ヒトを対象とした臨床神経生理学・神経画像学の研究まで、独創的な研究が進められました。このように、当教室には多くの若い医師が集い、日本有数の脳神経内科教室に発展しました。今では京都大学にとどまらず、全国から入局者が集まり、多数の当教室出身者が全国の大学 ・研究施設・病院で活躍しています。

そして、2024年10月には第五代 松本理器教授が着任、「治る脳神経内科」を継承し、現在、そして未来の患者さんのためにWorld Class Care and Researchの実践を教室員と一丸となって進めています。

初代
亀山正邦教授
第2代
木村淳教授
第3代
柴﨑浩教授
第4代
髙橋良輔教授

京都大学脳神経内科リトリート2024
主任教授(着任順)

中村 重信 広島大学脳神経内科
梶 隆兒 徳島大学脳神経内科
下濱 俊 札幌医科大学脳神経内科
冨本 秀和 三重大学脳神経内科
松井 真 金沢医科大学脳神経内科
伊東 秀文 和歌山医科大学脳神経内科
漆谷 真 滋賀医科大学脳神経内科
松本 理器 神戸大学脳神経内科
和泉 唯信 徳島大学脳神経内科
植木 美乃 名古屋市立大学リハビリテーション医学
宮本 勝一 和歌山医科大学脳神経内科