京都大学大学院医学研究科 脳病態生理学講座 臨床神経学(脳神経内科)

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公開シンポジウム『人生100年時代、なぜ今、漢字の手書きが重要なのか?』ご案内

公開シンポジウム 京都大学医学研究科からの発信
『人生100年時代、なぜ今、漢字の手書きが重要なのか?』
〜基礎学力の形成から認知症予防まで〜

近年の目覚ましい技術開発に伴い、スマートフォン、タブレットなどが日常的に普及し、必然的に学童期や成人期以降の漢字の手書き習慣が減少しています。一方、未曾有の超高齢化社会に突入した我が国では、認知症患者の急速な増加が社会的に大きな問題となっています。

これらの社会情勢を踏まえ、京都大学医学研究科臨床神経学と精神医学は2017年より日本漢字能力検定協会と「ライフサイクルと漢字神経ネットワーク」に関する学際研究を立ち上げ、漢字の認知機能におよぼす効果を科学的に検証してきました。その結果、子供の基礎学力形成および高齢者の認知症予防における漢字の手書き能力との関連を示すことができました。

本シンポジウムでは一般向けに研究成果をわかりやすく紹介するとともに、漢字教育の専門家も交えて総合討論を行います。身近にある漢字をテーマにした本シンポジウムを通じ、一生涯における漢字の手書きの意義を再考する一助となることを期待します。

ぜひご参加ください。

■開催日:2022年12月18日(日)14:00-16:30
■開催地:京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホールおよびオンライン(Zoom使用)
■対象:どなたでも参加いただけます。
■定員
〔現地会場〕500名(新型コロナウイルスの感染状況により、定員数が変更となる可能性があります。)
〔オンライン〕定員なし
■参加費:無料
■申し込み:
〔現地参加〕事前申し込み不要
〔Web参加〕ウェビナー登録 – Zoomよりお申し込みください。

以上

お問い合わせ:E-mail: e-lis*@sunpla-mcv.com(*を@に変えてください)

当サイトに関するお問合せは下記までお願いいたします。

京都大学脳神経内科事務局 e-mail:neuroofc@kuhp.kyoto-u.ac.jp